g_speana

機能

各種フォーマットのサンプリングデータのスペクトル表示を行なう。サンプリングデータフォーマットは K5/VSSP 以外にMrak-5B, VDIF、ADS が可能。

書式

g_speana filename [mode [sekibun [pmode [comment [soffset [f1khz [f2khz [mindbm [maxdbm]]]]]]]]]
   または
g_speana filename [options]
  (K5/VSSP以外のフォーマットの場合はこの走らせ方で走らせること)
   または
g_speana --version | --help

 ここで

filename サンプリングデータファイル名(各種フォーマット)
mode 座標軸スケールモード
0 : 強度対数スケール、周波数対数スケール
1 : 強度対数スケール、周波数リニアスケール(デフォルト)
10 : 強度リニアスケール、周波数対数スケール
11 : 強度リニアスケール、周波数リニアスケール
-1 : 自己相関関数の表示
-N : 自己相関(中心のN点表示)
sekibun 総積分時間(sec) (デフォルト 1.0)
pmode プロット表示デバイス
0 : "XWINDOW" およびPostScript ファイル(pgplot.ps またはgnuplot.ps)出力(デフォルト)
1 : PostScript ファイル(pgplot.ps またはgnuplot.ps)出力のみ
2 : "XWINDOW"出力のみ
comment コメント(グラフ上部に表示)
soffset 開始時刻のオフセット(デフォルトは0.0)
f1khz プロット周波数範囲の下限周波数(kHz)(デフォルトは0.0)
f2khz プロット周波数範囲の上限周波数(kHz)(デフォルトは最大ビデオ周波数)
mindbm 表示強度の最小値(dBm)(デフォルトは自動)
maxdbm 表示強度の最大値(dBm)(デフォルトは自動)
--version プログラムバージョンの表示
--help プログラム使用法の表示
オプション
-mo[de] mode 座標軸スケールモードまたは自己相関モードのセット
-p[mode] pmode プロット表示デバイス
-se[kibun] sekibun 総積分時間(sec) (デフォルト 1.0)
-ti[ntegration] sekibun "-se sekibun" オプションと同じ
-i[ntegration] sekibun "-se sekibun" オプションと同じ
-comment comment コメント(グラフ上部に表示)
-so[ffset] soffset 開始時刻のオフセット(デフォルトは0.0)
-to[ffset] soffset "-so soffset" オプションと同じ
-o[ffset] soffset "-so soffset" オプションと同じ
-flin | -flog 周波数軸をリニア(デフォルト)または ログスケールにセットする
-plin | -plog パワー軸をリニアまたは ログスケール(デフォルト)にセットする
-auto 自己相関モードにする
-2bit mode 2ビットADデータのデコード法を設定する
1: オフセットバイナリ 0,1,2,3 (デフォルト)
2: Mark V 標準 0,2,1,3
3: 符号付き整数 1,0,2,3
-f1[khz] f1khz プロット周波数範囲の下限周波数(kHz)(デフォルトは0.0)
-f2[khz] f2khz プロット周波数範囲の上限周波数(kHz)(デフォルトは最大ビデオ周波数)
-min[dbm] mindbm 表示強度の最小値(dBm)(デフォルトは自動)
-max[dbm] maxdbm 表示強度の最大値(dBm)(デフォルトは自動)
-nops "-p 2" オプションと同じ(PostScriptファイル出力を抑制)
-m5b | -vdif | -ads | -oct データフォーマットを指定する (デフォルトは VSSP フォーマット)
-1ch ch# 1CH モードに強制的に設定しCH#をセットする
-4ch ch#1 ch#2 ch#3 ch#4
4CH モードに強制的に設定しCH#をそれぞれセットする
-ch ch#1 ch#2 任意のCH をピックアップする(チャンネル番号は1からスタート)
==(以下はADS フォーマットまたはM5B フォーマットの場合)==
-numch numch データファイルのCH 数の設定
-adbit adbit ADビット数の設定
-sf[req] sfMHz サンプリング周波数(MHz) の設定
-st[ime] YYYYDDDHHMMSS|YYYY/DDD-HH:MM:SS (ADSフォーマットの場合) または HHMMSS|HH:MM:SS または YYYYDDD|YYYY/DDD
データ開始日付および時刻の設定。省略した場合ADSデータの場合はファイル名から取得
==(以下はVDIF フォーマットの場合)==
-thread n 読み込むスレッド番号を設定する (デフォルトは最初のスレッド番号)
-iq2r I/Qデータを実データに変換してからの相関処理を指定(デフォルトはI/Qデータのまま相関処理)
-lsb I/Qデータの場合LSBデータとして処理を行う (デフォルトはUSBとして処理)
==(以下は RAW フォーマットの場合)==
-iqdata I/Qデータとして処理を行う
環境変数

PGDISP デフォルトPGPLOT表示デバイス


更新日 2018年7月9日