2015年度VLBI懇談会シンポジウム
〜SKA/ALMA/VGOS時代のVLBI〜
日 時: 2015年12月23日(学生セッション)、24日-25日(本セッション)
会 場: 東洋大学白山キャンパス(〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20)1号館1階1102教室
プログラム
(講演時間10分、質問時間2分)
【12月24日】
10:00 面高俊宏(鹿児島大学) 開会のあいさつ
第1セッション 研究成果1-銀河系力学、星形成 (座長:本間希樹)
10:05 坂井伸行(国立天文台) VLBI位置天文観測に準拠した、密度波理論の検証
10:17 酒井大裕(東京大学/国立天文台) SgrB2Mを用いた銀河系中心方向の水メーザー源の絶対固有運動測定
10:29 福島登志夫(国立天文台) Modelling Rotation Curve of M33
10:41 元木業人(国立天文台) 大質量原始星周囲の階層的降着構造 ~pcからAUまで~
10:53 杉山孝一郎(茨城大学) 日立32-mを用いた大質量星形成領域における周期変動天体サーベイ
11:05 柴田裕輝(茨城大学) CORNISH HII領域を対象とした6.7GHzメタノールメーザー探査〜HII領域のサイズとメーザー付随関係の解析〜
11:17 林京之介(山口大学) 大質量星形成領域G028.83-00.25に付随する6.7GHzメタノールメーザーの内部固有運動
11:29 元木業人(国立天文台) ALMA/SKA/TMT時代の星形成研究とVLBI
昼休み
第2セッション 研究成果2-星形成、メタノール・メーザー、強度変動 (座長:杉山孝一郎)
13:00 林剛大(山口大学) 大質量星形成領域S255に付随する6.7GHZメタノールメーザーのバースト現象についての研究
13:12 福井紀子(山口大学) 大質量星形成領域G33.641-0.228の超高頻度モニタリング観測
13:24 中村拡(山口大学) 高変動を示す6.7 GHzメタノールメーザーは大質量星からのアウトフローに付随するのか?
13:36 佐藤宏樹(茨城大学) G9.62+0.20におけるメタノールメーザーの周期的強度変動要因の研究
(休憩)
第3セッション 研究成果3-観測システム開発 (座長:川口則幸)
14:00 土居明広(宇宙科学研究所) 気球VLBI
14:12 萩原喜昭(東洋大学) 水沢・入来局43GHz帯受信機両偏波化に向けて
14:24 今井裕(鹿児島大学) 野辺山45m鏡への多波長バンド同時観測システムの導入
14:36 長谷川豊(大阪府立大学) GLT 搭載 230GHz CPRx-W の開発状況
14:48 氏原秀樹(情報通信研究機構) 広帯域フィードの開発
15:00 関戸衛(情報通信研究機構) 広帯域VLBIシステムの開発
15:12 近藤哲朗(情報通信研究機構) 測地VLBIでの広帯域バンド幅合成 (Wide-band Bandwidth Synthesis on a Geodetic VLBI)
15:24 近藤哲朗(情報通信研究機構) USB3.0インターフェースの市販サンプラーの評価結果--K5/VSSP32の後継機と成り得るか?-- (Results of USBADC (AD Converter Equipped with USB3.0) Test -- Can it be a successor of K5/VSSP32? --)
(休憩)
招待講演 (座長:関戸衛)
15:50 織笠光明(情報通信研究機構) 衛星搭載大型アンテナの開発と現状(講演時間 30分)
16:30-16:40 学生セッション報告(酒井大裕)
16:45-17:30 VLBI懇談会総会
18:00-20:00 懇親会(東洋大学 2号館16階 スカイホール)
【12月25日】
第4セッション 研究成果4-恒星、AGN (座長:川畑亮二)
10:00 親泊美哉子(鹿児島大学) 変光星周期位相と一酸化珪素メーザー分布の相関関係
10:12 朝木義晴(国立天文台) Map Comparison between Quadruple Masers of the Red Supergiant S Per Using VLBI Source/Frequency Phase Transfer Technique
10:24 新沼浩太郎(山口大学) Flat spectrum radio quasar DA55におけるGeVガンマ線フレア期の高頻度VLBI観測
10:36 藤田和弘(山口大学) JVN観測によるFermi未同定γ線天体の系統的調査
10:48 中原聡美(総研大/JAXA) 多周波VLBIによるAGN NGC4261のジェット収束形状探査
11:00 上原顕太(東京大、ISAS/JAXA) Filamentary Structures of the Galactic Center 50km/s Molecular Cloud with ALMA
11:12 小山翔子(Max Planck Institute for Radio Astronomy) VLBI+ALMAで探るブレーザーのシンクロトロン自己吸収ピーク
11:24 木村靖伊奈(山口大学) 高感度VLBI観測によるSgr A*近傍のブラックホールの探査
昼休み
第5セッション 研究成果5-測地、大気、大学局 (座長:岳藤一宏)
13:00 若杉貴浩(国土地理院) 石岡測地観測局におけるコロケーション測量
13:12 川口則幸(国立天文台) 水蒸気ラインプロファイラ―によるWet Path Length推定
13:24 高橋諒(大阪府立大学) 大阪府立大学屋上望遠鏡群の開発状況
13:36 加古琳一(茨城大学) 日立局・高萩局を用いた干渉計の立ち上げ
13:48 岳藤一宏(情報通信研究機構) クモったVLBIへ
14:00 亀谷收(国立天文台) 電波天文周波数小委員会の活動と関わる諸問題
(休憩)
第6セッション 将来計画 (座長:藤沢健太)
14:20 三好真(国立天文台) 日本・東アジア主体のサブミリ波VLBIネットときゃらばん、その意義。
14:32 本間希樹(国立天文台) 東アジアVLBIとSKA
14:44 川畑亮二(国土地理院) AOVにおける国土地理院の活動について
議論(15:20まで)
ー 面高俊宏(鹿児島大学) 南天VERA計画
優秀発表者表彰
閉会のあいさつ
ポスター講演
(A0 縦長サイズ)
01.山内 彩(国立天文台)/Far Distance to G7.47+0.06 from Proper Motion Measurement of H2O Masers
02.今井 裕(鹿児島大学)/RadioAstron観測で検出された宇宙で最も輝度温度の高い水メーザー
03.今井 裕(鹿児島大学)/First VLBI detection of cirumstellar SiO v=0 J=1->0 maser emission?
04.今井 裕(鹿児島大学)/低周波数バンドVLBIアストロメトリの実現性
05.小関 研介(エレックス工業株式会社)/VLBIダイレクトサンプリングデジタルバックエンド
06.徂徠 和夫(北海道大学)/北海道大学苫小牧11m電波望遠鏡プロジェクト:15年間の軌跡
07.寺家 孝明(国立天文台)/VERA測地VLBI観測システムの更新と展望
08.中川 亜紀治(鹿児島大学)/VERAによる長周期変光星のVLBI 位置天文観測
09.永井 誠(筑波大学)/筑波大学機関報告
10.藤沢 健太(山口大学)/大学VLBI連携の現状と将来計画
11.藤沢 健太(山口大学)/VLBI運営小委員会・VLBIプログラム小委員会報告
12.藤沢 健太(山口大学)/山口干渉計
13.藤沢 健太(山口大学)/野辺山ミリ波VLBI実験報告
14.石本 正芳(国土地理院)/国土地理院機関報告
15.大橋 拓人(茨城大学)/BGPSダストコアを対象とした6.7GHzメタノールメーザー探査
16.武田 知亜紀(山口大学)/6.7GHzメタノールメーザーのスペクトル形状変化が予想される天体 G11.49-1.48, G59.78+00.06 の高頻度モニタリング
17.金澤 翔(山口大学)/山口第二アンテナに設置するダウンコンバータの開発
18.齋藤 直斗(山口大学)/山口大学VLBI用相関器の性能評価
19.宮本 祐輔(茨城大学)/星形成領域IRAS22198+6336に付随する6.7GHzメタノールメーザーの強度変動の研究
20.足立 弘(茨城大学)/茨城32m電波望遠鏡受信機切り換え用導波管の開発
21.沖本 有(茨城大学)/遠方銀河腕におけるH2Oメーザーの探査
22.永瀬 桂(茨城大学)/G014.23-00.50に付随する6.7GHzメタノールメーザーの高頻度モニター観測
23.安井 靖尭(茨城大学)/日立32m電波望遠鏡のモニター観測によって得られた6.7GHzメタノールメーザーの強度変動の周期解析<
24.蜂須賀 一也(山口大学)/国内低周波VLBIの整備案
25.米倉 覚則(茨城大学)/茨城局機関報告
26.澤田-佐藤聡子(茨城大学)/Molecular Absorption Lines as Tracers in the Circumnuclear Region
27.杉山 孝一郎(茨城大学)/EAVNを用いた6.7GHzメタノールメーザー固有運動サーベイ
28.木村 公洋(大阪府立大学)/機関報告(大阪府立大学)
29.小山 友明(国立天文台)/Current status of Mizusawa Correlation center and OCTAVE-DAS system
30.川合 栄治(情報通信研究機構)/NICT鹿島VLBIグループ 機関報告
31.河野 裕介(国立天文台)/SKAデジタル系
32.村田 泰宏(JAXA)/JAXAのVLBI用アンテナの状況
33.今井 裕(鹿児島大学)/KaVA Large Projects on Circumstellar Masers as Synergy with ALMA