IP-VLBI 相関処理ソフトウェア群

最近の更新履歴
  • 2021-02-10
    新アーカイブ公開(gcc9.3.0対応)

ソフトウェア一覧

Version 2017-10-09以降
予測値計算関係
apri_calc 予測値計算(VEXファイルもサポート)
skdchk スケジュールファイルのチェック(SKEDおよびVEXファイルをサポート)

相関処理関係
cor 相関処理(高速版:1ビットサンプリングデータ専用)(1観測のみの処理
cor_all 相関処理(高速版:1ビットサンプリングデータ専用)(複数観測処理)
fx_cor 相関処理(1観測のみの処理)
fx_cor_all 相関処理(複数観測処理)
cor_new 相関処理(高速版:1ビットサンプリングデータ専用)(1観測のみの処理)各種フォーマットサポート
cor_all_new 相関処理(高速版:1ビットサンプリングデータ専用)(複数観測処理)各種フォーマットサポート
fx_cor_new 相関処理(1観測のみの処理)各種フォーマットサポート
fx_cor_all_new 相関処理(複数観測処理)各種フォーマットサポート
cor_mon 相関データ(cout形式およびKSP形式)の相関関数のダイナミック表示(PGPLOTでコンパイルした時のみ有効)
sdelay フリンジサーチ(粗決定サーチ) (PP毎の結果出力機能、2次サーチ機能、フリンジ位相プロット、PCALプロット機能)

データチェック関係
oscillo サンプリングデータの時系列ダイナミック表示 (PGPLOTでコンパイル時のみ有効)
speana オフラインスペクトル表示 (VSSPフォーマット専用)
speana2 オフラインスペクトル表示(高機能版)(VSSPフォーマット専用)
speana_n オフラインスペクトルのダイナミック表示 (PGPLOTでコンパイル時のみ有効)(VSSPフォーマット専用)
g_speana 各種フォーマットデータのスペクトル表示
datachk データチェック (ヘッダー部を頼りにヘッダー間のデータビット数をカウント)。 オプションでサンプリング統計表示機能 (VSSPフォーマット専用)
pcalcheck K5/VSSPおよびVSSP32データファイル中のPCAL位相と強度をグラフ表示する
vdifcheck VDIFのファイル形式をチェックする
speana_vdif VDIFデータのスペクトル表示
m5check Mark5のファイル形式チェック(8|16|32|64トラックモードの自動判定) およびシンクブロックチェックなしでのヘッダー部表示
m5time Mark5データの時刻表示
m5btime Mark5Bデータの時刻表示
m5vex_ana VEXファイル解析
g_pulsar パルサープロファイル(パルサー周期に同期したアンサンブル平均)を表示する (全データフォーマットをサポート)

データ編集関係(VSSPフォーマット専用)
datacut サンプリングデータファイルからある時間範囲のデータを抜き出す
datatime_edit サンプリングデータファイルの時刻を修正(変更)する
extdata サンプリングデータファイルから特定のchのデータを抽出しテキストファイルに書き出す
four2one 4chモードで収集したデータから任意のチャンネルのデータを切り出し、1chモードのデータに変換する
one2four 4台のIP−VLBIボードから1chモードで取得したデータファイル4つを結合し、 4chモードのデータファイルを作成する
data_half サンプリングデータを間引きすることにより見かけのサンプリング周波数を半分にする
data_double サンプリングデータを繰り返すことにより見かけのサンプリング周波数を倍にする
adbitconv サンプリングデータファイルのADビット数を任意のADビット数(ただし、1,2,4,8)に変換する
data_recov K5/VSSPおよびK5VSSP32データヘッダー部の修復を行う
aux_recov K5/VSSP32データでデータチェック時にAUX MISALIGN (misaligned AUX field)と表示されるデータの修復を行う
vssplogana sampling(autoobsも可)のログファイルおよびdatachkのサマリー出力ファイルを解析し、 発生エラー状況の統計結果を表示する

データフォーマット変換関係
k5tom5b K5からMark5Bへの変換(K5/VSSP32フォーマットもサポート)
k5tom5 K5からMark5への変換(K5/VSSP32フォーマットもサポート)
k5tovdif K5からVDIFへのフォーマット変換を行う
ads2k5 ADS3000+(DBBCモード)からK5/VSSPへの変換
m5btok5 Mark5BからK5への変換
m5tok5 Mark5からK5への変換(Mark5全モード対応高速版:K5/VSSP32への変換は未対応)
vdif2k5 VDIFからK5/VSSP32フォーマットへの変換を行う
vdif2m5b VDIFからMark5Bへの変換
octad2vdif生サンプリングデータからVDIFへの変換

IP-VLBI 相関処理ソフトウェア群のインストール

IP-VLBIボードがなくてもコンパイル可能です。
【注:Ver.2016-10-04以降インストール法が大幅変更になりました】
Ver.2016-08-08およびそれ以前のアーカイブのインストール法は install_cor.20161003.htmlを参照してください。

K5ソフトウェアインストール環境のセットアップ(Ubuntu, Debian向け)

UbuntuおよびDebianでは以下のパッケージをインストールするとコンパイルの環境が整います。

     sudo apt install build-essential  --  gcc, make などがインストールされる
     sudo apt install libfftw3-dev     --  FFTW3パッケージのインストール
     sudo apt install pgplot5          --  PGPLOTのインストール
     sudo apt install libx11-dev       --  PGPLOTで必要なパッケージ
     sudo apt install gfortran         --  f77のサポート

インストール法

1. 適当なディレクトリにipvlbi_cor20211104.tar.gz(Ver.2021-11-04) を置く
2. tar xvzf ipvlbi_corXXXXXXXX.tar.gz
で解凍する
3. cd ipvlbiXXXXXXXX
で作業ディレクトリを移動し

  make T=COR 
を実行する。以下で説明するFFTWパッケージがすでにインストールされている場合は

  make T=COR F=FFTW
を実行する。

グラフィック表示はデフォルトではPGPLOTですが、GNUPLOTを使用したい 場合はオプションG=GNUPLOTをつけてmakeする。
(追記 2018/09/27:最近のバージョンはGNUPLOTを使ったグラフィック表示のチェックを行なっていません。 グラフィック表示が不具合を起こす場合はPGPLOTを使うようにしてください。)

コンパイルしなおす場合は

  make clean
を実行後、makeし直す。

5. 【環境の設定を行う】

インストールしたソフト群のディレクトリが例えば$HOME/K5/ipvlbiXXXXXXXXである場合
シンボリックリンクで

  ln -s $HOME/K5/ipvlbiXXXXXXXX $HOME/ipvlbi

すでにリンクがある場合新しく貼り直す場合は"f"オプションをつけて、

  ln -sf $HOME/K5/ipvlbiXXXXXXXX $HOME/ipvlbi

でリンクを作成し、.bashrcなどのリソースファイル中で

  export PATH=$PATH:$HOME/ipvlbi/bin     (.bashrcの場合)
  
  setenv PATH $PATH:$HOME/ipvlbi/bin     (.cshrcの場合)

を記述しておけば、K5ソフト群のバージョンアップを行った際もシンボリックリンクを張り直すだけで良くなる。

Ver.2010-02-08以降のアーカイブではmanページファイルも含まれているので、.bashrcなどに

  export MANPATH=$HOME/ipvlbi/man:$MANPATH     (.bashrcの場合)
  
  setenv MANPATH $HOME/ipvlbi/man:$MANPATH     (.cshrcの場合)

を記述しておけば、manコマンド(例えば"man cor"等)でK5ソフト群の使用方法を得ることができる。
(追記2018/07/11: 最近のlinuxのディストリビューションではMANPATHに 追加の記述をしなくても.basrcなどでPATHの追加を行なっておけば K5ソフトのmanページへのパスが自動的に追加される。実際のMANPATHはmanpathコマンドで確認できる。)
なお、"man k5cor"を実行することにより、K5相関処理ソフト群全体の説明を得ることができる。

FFTWパッケージサポート

FFTWパッケージがすでにインストールされている場合は make F=FFTW を実行します。
FFTWのインストールについてはここまたはアーカイブ解凍後に作成されるfftw3_install.txtを ご覧下さい。

相関処理プログラムのチェック法(チェック用生データのダウンロード)

相関処理プログラムcorおよびfx_corチェック用のK5/VSSPデータファイル(10秒間データ)および予測値ファイルのダウンロードが可能です。

オリジナルデータ諸元:
X局 鹿島11mアンテナ
Y局 苫小牧11mアンテナ
観測日 2003年7月16日 (通日:197日)
観測時間 02:40:20 - 02:42:00 (UT)(内10秒間のデータ)
電波星 3C273B
サンプリングモード 8MHz、1ビットサンプリング、4チャンネル
RF周波数 CH1: 8209.99 MHz USB
CH2: 8219.99 MHz USB
CH3: 8249.99 MHz USB
CH4: 8309.99 MHz USB
PCAL周波数 10kHz

チェック法
(1)apeXY10.txt、Xk5data.10.dat、Yk5data.10.datをダウンロードしcorrディレクトリに置く。
(2)corrディレクトリにて
 cor ./apeXY10.txt
 や
 fx_cor ./apeXY10.txt
 を実行する。
(3)実行後、相関処理結果図(corrディレクトリに作成されるポストスクリプトファイルpgplot.ps)と"cor_10.gif"や"fx_cor_10.gif"と比較する。

実際の相関処理

実際の相関処理はここ「相関処理の実際」をクリック

ドキュメント

ダウンロード

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更新履歴


更新日 2021年11月4日