最近の更新履歴 |
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サンプラー依存ソフト(K5/VSSP, K5/VSSP32用, K5/VSSP64用に別々にコンパイルする必要有り) |
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signalcheck | ボードに10MHzおよび1PPSが供給されているかどうかのチェックプログラム |
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timesettk | ボードの時刻のセット(ログ機能を追加) |
timeadjust | K5/VSSP(K5/VSSP32)の時刻を秒単位(進み遅れ)でセットする(ログ出力あり) |
timedisp | ボードの時刻表示 |
timesync | ボードの1PPS同期および時刻表示(ログ機能を追加) |
sampling | 手動によるデータ収集 |
sampling2 | 手動によるデータ収集(高機能版:1秒ファイル生成モードではシンクパターンのチェックあり) |
autoobs | 自動データ収集。ログ出力機能と複数ハードディスクサポート。 「NOZOMI」観測モードサポート。サブネット観測対応。 |
monit | K5/VSSP(IP-VLBI)ボードおよびK5/VSSP32の入力信号レベルのモニター。時刻表示有り |
monit2 | 主にK5/VSSP32のエラー回数モニター |
setdcoffset | K5/VSSP32ボードのDCオフセットのセット(ログ出力あり) |
pctimeset | PCの時刻をK5/VSSP(K5/VSSP32)ボードの時刻に合わせる(ログ出力あり) |
timesetpc | K5/VSSP(K5/VSSP32)の時刻をPCの時刻に合わせる(ボードテスト用、ログ出力あり) |
timecheck | K5/VSSP32の時刻表示の誤動作チェック(ログ出力あり) |
サンプラー不要のソフト |
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datachk | データチェック (ヘッダー部を頼りにヘッダー間のデータビット数をカウント)。オプションでサンプリング統計表示機能 |
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oscillo | サンプリングデータの時系列ダイナミック表示 (PGPLOTでコンパイル時のみ有効) |
speana | オフラインスペクトル表示(speana2の機能実装済み) |
speana_n | オフラインスペクトルのダイナミック表示 (PGPLOTでコンパイル時のみ有効) |
speana2 | オフラインスペクトル表示(高機能版) |
skdchk | スケジュールファイルのチェック |
extdata | サンプリングデータファイルから特定のchのデータを抽出しテキストファイルに書き出す |
four2one | 4chモードで収集したデータから任意のチャンネルのデータを切り出し、1chモードのデータに変換する |
datacut | サンプリングデータファイルからある時間範囲のデータを抜き出す |
datatime_edit | サンプリングデータファイルの時刻を修正(変更)する |
adbitconv | サンプリングデータファイルのADビット数を任意のADビット数(ただし、1,2,4,8)に変換する |
one2four | 4台のIP−VLBIボードから1chモードで取得したデータファイル4つを結合し、 4chモードのデータファイルを作成する |
data_half | サンプリングデータを間引きすることにより見かけのサンプリング周波数を半分にする |
data_double | サンプリングデータを繰り返すことにより見かけのサンプリング周波数を倍にする |
k5v32tok5 | K5/VSSP32フォーマットデータをK5/VSSPフォーマットに変換する |
k5tok5v32 | K5/VSSPフォーマットデータをK5/VSSP32フォーマットに変換する |
data_recov | K5/VSSPおよびK5/VSSP32データヘッダー部の修復を行う |
vssplogana | sampling(autoobsも可)のログファイルおよびdatachkのサマリー出力ファイルを解析し、 発生エラー状況の統計結果を表示する |
aux_recov | K5/VSSP32データでデータチェック時にAUX MISALIGN (misaligned AUX field)と表示されるデータの修復を行う |
pcalcheck | K5/VSSPおよびVSSP32データファイル中のPCAL位相と強度をグラフ表示する |
pulsar | パルサープロファイル(パルサー周期に同期したアンサンブル平均)を表示する (VSSPフォーマット専用) |
ボードテスト用シェルスクリプト(観測ソフト群のアーカイブに含まれています) |
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vssp32test.sh | K5/VSSP32ユニットのサンプリング周波数を変えての自動テスト |
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vssp32test2.sh | K5/VSSP32ユニットのサンプリングパラメータを固定して、繰り返しの耐久テスト |
vssp32test3.sh | K5/VSSP32ユニットのサンプリング周波数を変えての自動テスト。下限周波数の設定可 |
K5/VSSP<==>Mark5フォーマット変換ソフト群 |
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k5tom5 | K5からMark5への変換(K5/VSSP32フォーマットもサポート) |
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k5tom5b | K5からMark5Bへの変換(K5/VSSP32フォーマットもサポート) |
m5check | Mark5のファイル形式チェック(8|16|32|64トラックモードの自動判定) およびシンクブロックチェックなしでのヘッダー部表示 |
m5time | Mark5データの時刻表示 |
m5btime | Mark5Bデータの時刻表示 |
m5tok5 | Mark5からK5への変換(Mark5全モード対応高速版:K5/VSSP32への変換は未対応) |
m5btok5 | Mark5BからK5への変換 |
m5vex_ana | VEXファイルの解析を行う |
m5b_recov | k5tom5bのVer.2016-07-20以前で変換したMark5Bファイルの不具合 (0hUTCをまたぐスキャンで発生)の修正を行なう |
ADS3000+(DBBCモード) <-> K5/VSSPフォーマット変換ソフト群 |
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ads2k5 | ADS3000+のDBBCモードデータからVSSP32またはVSSPフォーマットへの変換 |
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VDIFフォーマット <-> K5フォーマット変換ソフト群(含むVDIF->Mark5B、VDIF->VDIF) |
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vdif2k5 | VDIFからK5/VSSP32フォーマットへの変換を行う |
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vdifcheck | VDIFのファイル形式をチェックする |
speana_vdif | VDIFデータのスペクトル表示 |
k5tovdif | K5からVDIFへのフォーマット変換を行う |
vdiftom5b | VDIFからMark5Bへの変換 |
vdifsch2m | 単CH/スレッドのマルチスレッドVDIFをマルチチャンネル/スレッドVDIFに変換 |
vdifmch2s | マルチチャンネル/スレッドVDIFを単CH/スレッドのマルチスレッドVDIFに変換 |
vdif2vdif | vdifsch2m, vdifmch2sの機能を有する |
K5/VSSPに生じている問題点と対処法(2007/03/29版)
K5/VSSP32に残っている問題点と対処法(2008/1/24版)
sudo apt install build-essential -- gcc, make などがインストールされる sudo apt install libfftw3-dev -- FFTW3パッケージのインストール sudo apt install pgplot5 -- PGPLOTのインストール sudo apt install libx11-dev -- PGPLOTで必要なパッケージ sudo apt install gfortran -- f77のサポート
すでにサンプラーのドライバーは別途インストールされているものと します
1. | 適当なディレクトリにipvlbi_obs20211104.tar.gz (IP-VLBI(K5/VSSP)ユーティリティVer.2021-11-04) を置く |
2. |
tar xvzf ipvlbi_obsXXXXXXXX.tar.gz
で解凍する |
3. |
cd ipvlbiXXXXXXXX で作業ディレクトリを移動する。 |
4. |
【注:Ver.2016-10-04以降インストール法が大幅変更になりました】 Ver.2016-08-08およびそれ以前のアーカイブのインストール法は install_obs.20161003.htmlを参照してください。
K5/VSSP32をインストールする場合は、
makeを実行する。
K5/VSSP64をインストールする場合は、
make S=VSSP64を実行する。
グラフィック表示はデフォルトではPGPLOTですが、GNUPLOTを使用したい場合は
make G=GNUPLOTを実行する。 (追記 2018/09/27:最近のバージョンはGNUPLOTを使ったグラフィック表示のチェックを行なっていません。 グラフィック表示が不具合を起こす場合はPGPLOTを使うようにしてください。) サンプラーを使用しないユーティリティのみインストールしたい場合は
make S=NONEを実行する。 コンパイルしなおす場合は
make cleanを実行後、makeし直す。
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5. |
【環境の設定を行う】
インストールしたソフト群のディレクトリが例えば$HOME/K5/ipvlbiXXXXXXXXである場合
ln -s $HOME/K5/ipvlbiXXXXXXXX $HOME/ipvlbi
すでにリンクがある場合新しく貼り直す場合は"f"オプションをつけて、 ln -sf $HOME/K5/ipvlbiXXXXXXXX $HOME/ipvlbi でリンクを作成し、.bashrcなどのリソースファイル中で
export PATH=$PATH:$HOME/ipvlbi/bin (.bashrcの場合) setenv PATH $PATH:$HOME/ipvlbi/bin (.cshrcの場合) を記述しておけば、K5ソフト群のバージョンアップを行った際もシンボリックリンクを張り直すだけで良くなる。 Ver.2010-02-08以降のアーカイブではmanページファイルも含まれているので、.bashrcなどに
export MANPATH=$HOME/ipvlbi/man:$MANPATH (.bashrcの場合) setenv MANPATH $HOME/ipvlbi/man:$MANPATH (.cshrcの場合)
を記述しておけば、manコマンド(例えば"man autoobs"等)でK5ソフト群の使用方法を得ることができる。
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ユーティリティの詳細は 取り説をご覧下さい。
PGPLOTのインストールをするにはここをご覧下さい。
GNUPLOTは大抵の場合予めインストールされていると思いますが、インストールされていない
場合は適宜インストールを行い(GNUPLOTのインストール法はここでは触れません)、
gnuplotコマンドにパスを通して下さい。
(追記 2018/98-27:最近のバージョンはGNUPLOTを使ったグラフィック表示のチェックを行なっていません。
グラフィック表示が不具合を起こす場合はPGPLOTを使うようにしてください。)
1. | 適当なディレクトリにipvlbi_m5k20211104.tar.gz (K5・Mark5・ADS3000+ フォーマット変換ユーティリティVer.2021-11-04) を置く |
2. |
tar xvzf ipvlbi_m5kXXXXXXXX.tar.gz
で解凍する |
3. |
cd ipvlbiXXXXXXXX で作業ディレクトリを移動し、
make T=M5Kを実行する。
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1. | 適当なディレクトリにipvlbi_vdif20211104.tar.gz (K5・VDIF フォーマット変換ユーティリティVer.2021-11-04) を置く |
2. |
tar xvzf ipvlbi_vdifXXXXXXXX.tar.gz
で解凍する |
3. |
cd ipvlbiXXXXXXXX で作業ディレクトリを移動し、
make T=VDIFを実行する。 |
K5/VSSP32をインストールしているPCにK5/VSSPの観測ソフトをインストールすることが出来ます。以下に手順を載せます。 (注:Ver. 2007-10-30以前と手順が若干異なっています)
K5/VSSPを常用とする場合
1. | 両方のドライバ(K5/VSSP用はlinux2.6用ドライバを使用する)をインストールする |
2. | cd ipvlbiXXXXXXXX/src で作業ディレクトリを移動 |
3. | make S=VSSP32 で観測ソフト群をK5/VSSP32用にコンパイルする |
4. | make install S=VSSP32 を実行する |
5. | 4.の作業の結果として ipvlbiXXXXXXXX/bin32 以下にK5/VSSP32用の観測ソフト(実行プログラム)群が収納される |
6. | ipvlbiXXXXXXXX/src ディレクトリで今度は make clean |
7. | 更に make S=VSSP を実行する。この作業により観測ソフト群がK5/VSSP(旧IP-VLBIボード)用にコンパイルされる |
8. | make install S=VSSP を実行する |
9. | 8.の作業で ipvlbiXXXXXXXX/bin 以下にK5/VSSP用の観測ソフト(実行プログラム)群と両方(VSSPおよびVSSP32)に共通に 使用できるプログラム群が収納される。またipvlbiXXXXXXXX/bin_vssp以下にもK5/VSSP用の実行プログラムが収納される |
K5/VSSP32を常用とする場合
1. | 両方のドライバ(K5/VSSP用はlinux2.6用ドライバを使用する)をインストールする |
2. | cd ipvlbiXXXXXXXX/src で作業ディレクトリを移動 |
3. | make S=VSSP で観測ソフト群をK5/VSSP用にコンパイルする |
4. | make install S=VSSP を実行する |
5. | 4.の作業の結果として ipvlbiXXXXXXXX/bin_vssp 以下にK5/VSSP用の観測ソフト(実行プログラム)群が収納される |
6. | ipvlbiXXXXXXXX/src ディレクトリで今度は make clean を実行する |
7. | 更にmake S=VSSP32 で観測ソフト群をK5/VSSP32用にコンパイルする |
8. | make install S=VSSP32 を実行する |
9. | 9.の作業で ipvlbiXXXXXXXX/bin 以下にK5/VSSP32用の観測ソフト(実行プログラム)群と両方(VSSPおよびVSSP32)に共通に 使用できるプログラム群が収納される。またipvlbiXXXXXXXX/bin32以下にもK5/VSSP32用の実行プログラムが収納される。 |
上記の手順でipvlbiXXXXXXXX/bin 以下には最後にコンパイルした観測ソフト(実行プログラム)群と両方(VSSPおよびVSSP32)に共通に
使用できるプログラム群が収納され、ipvlbiXXXXXXXX/bin_vssp 以下にK5/VSSP用の観測ソフト(実行プログラム)群、
ipvlbiXXXXXXXX/bin32 以下にK5/VSSP32用の観測ソフト(実行プログラム)群が収納される。
従って、例えばsignalcheckをK5/VSSP32ユニットに対して実行するときは
ipvlbiXXXXXXXX/bin32/signalcheckK5/VSSPボードに対して実行するときは
ipvlbiXXXXXXXX/bin_vssp/signalcheckのようにする。
==== VSSP32モード用ドライバ(2016.11.24公開開始:日通機提供)(Ubuntu14.04 64bitでの動作確認)======
sudo apt install build-essential -- gcc, make などがインストールされる sudo apt install libc6-dev-i386 sudo apt install linux-headers-XXXXX -- XXXXXはカーネルバージョン(uname -rで調べる) 例 uname -r で 5.8.0-42-generic が得られた場合 sudo apt install linux-headers-5.8.0-42-generic K5ソフトウェアをインストールするには更に以下を実行 sudo apt install libfftw3-dev sudo apt install pgplot5 sudo apt install gfortran sudo apt install libx11-dev
VSSPドライバーアーカイブ(XXXXXXX.tar.gz)を適当なディレクトリに置く。 tar xvzf XXXXXXX.tar.gz ---- 解凍。XXXXXXXという名称のディレクトリができる cd XXXXXXX make 注: VSSP64をVSSP32モード(シンクパターンがVSSP32と同じになる)でmakeするには make S=VSSP32 sudo make install sudo insmod driver/utds.ko --- VSSP32の場合 sudo insmod driver/u3tds.ko --- VSSP64の場合 VSSP32またはVSSP64を接続後 sudo chmod 666 /dev/utds0 --- VSSP32の場合 sudo chmod 666 /dev/u3tds0 --- VSSP32の場合
備考.再起動後にドライバーがロードされないとき(VSSP32またはVSSP64へのアクセスがエラーとなるとき)はUbuntu, Debianの場合は /etc/rc.local (Fedora, CentOSの場合は/etc/rc.d/rc.local)に以下の記述を追加する。 ない場合は作成してパーミッションを755に設定しておく (sudo chmod 755 ファイル名)。
#!/bin/sh -e KERNVER=`uname -r` /sbin/insmod /lib/modules/$KERNVER/kernel/drivers/usb/misc/utds.ko VSSP64のドライバーインストールした場合はさらに以下を追加 /sbin/insmod /lib/modules/$KERNVER/kernel/drivers/usb/misc/u3tds.koドライバーのパーミッションが666にならない場合は/etc/udev/rules.dの下に 例えば 70-persistent-utds.rules という名のファイルを作ってそこに以下を記述すると良い。
KERNEL=="utds[0-9]", MODE="0666" VSSP64のドライバーインストールした場合はさらに以下を追加 KERNEL=="u3tds[0-9]", MODE="0666"最後に再起動を行なう。
メモ.ドライバー(VSSP32_2021-07TK.tar.gz, VSSP64_2021-08TK.tar.gz)にはどのような改修が施されたか。(2021-08-25)
driver/utds.c または driver/u3tds.cの改修点 最近のカーネルではメモリのユーザー領域とカーネル領域との間で直接アクセスするとエラーが発生するため、 copy_to_user関数およびcopy_from_user関数を使用するように該当箇所を修正